長崎県庁より訪米、才津哲也(さいつてつや)氏を囲む会を開催!
長崎から県の知事公室 国際課に勤務されている才津哲也(主任主事)氏がNY訪問に際し、長崎県出身の方々でNYに住んでいらっしゃる方々と交流したいというお話しが【ニューヨークばってん会】の山口会長との間で進み、2月5日【ニューヨークばってん会】スタッフの中でも長崎出身者(山口会長、佐藤哲也実行委員長、木下信義実行委員補佐)の方々が才津哲也氏を囲む懇談会が開催されました。(場所はミッドタウンにある『いろはレストラン』)
今回の才津氏のニューヨーク訪門の目的は、以前、NYに滞在していた頃、お世話になった方々へのご挨拶廻り、そして今のニューヨークの視察。その為に、休暇を活用してNYへ来られたということでした。
2006年9月より2007年8月までの1年間、長崎県の研修制度を活用してNYに滞在し、研修後も長崎県の職員としてご活躍されながら、NYに住んだ経験を活かして、どう県の役に立っていけるのか、常に課題の一つとして考えていたそうです。
翌日には(財)自治体国際化協会開催のNYセミナーへ参加される為に、コネチカットまで行かれるという計画もあり、1週間の滞在中、積極的な活動予定を立てられておりました。
宴も後半となった頃、『将来的に何とかニューヨークと長崎をつなぐ活動ができるように動きたい。また、長崎・広島に原爆が落とされ、一瞬のうちに廃墟と化したという事実。そして、NYのツインタワービルがテロの攻撃を受けて、一瞬のうちに崩壊してしまったという事実を、それぞれの都市は後世へちゃんと伝えていかなければいけない。』このような才津氏の発言に対し、『原爆やテロといったテーマにかかわらず広い分野において、まず長崎県がNYCに対し、何ができるのかをを示すべきである。』という話まで持ち上がり、これを機に才津氏と【ニューヨークばってん会】との間で、『今後、長崎県が何をNYCに示すことができるのかを共に模索して行こう』という話しになりました。ニューヨークと長崎をつなぐ架け橋として長崎県と【ニューヨークばってん会】が協力し合い、将来お互いの都市にとって役立つような関係を築いていこうとするものです。
『さあ、やろうで~、頑張ろうでねぇ~!』という掛け声をもって、この会合はお開きとなりました。才津さんは旅の疲れも見せず最後まで真剣な眼差しで語っておられました、長い時間有難うございました。
(Text: by Kimoto)