2009ノーモア広島・長崎「平和の集い」|レポート

genbaku03.jpg平和の集いで、長崎市長のメッセージを山口会長が代読
広島原爆の日の8月5日、午後6時半よりリバーサイド・ドライブ105丁目にあるニューヨーク本願寺仏教会で恒例の「平和の集い~ユニバーサル・ピース・デー」がマンハッタンで行われ、田上富久長崎市長からのメッセージをばってん会の山口猛会長が代読しました。
genbakuyamaguchi.jpg田上市長からの「1945年8月9日、一発の原子爆弾によりまちは破壊され、7万4千人が亡くなり、7万5千人が負傷しました。かろうじて死を免れた人々も心身に癒すことのできない傷を負い、被爆から64年を迎える今日においても原爆特有の後遺症に苦しんでおります」との内容に、改めて原爆の恐ろしさと、平和の尊さを感じさせました。

秋葉忠利広島市長からのメッセージはニューヨーク広島会の古本武司会長が代読しました。「私たちはオバマジョリティー(オバマと多数派を合わせた造語)、核を廃絶することが出来る。イエス・ウィ・キャン」と読み上げられました。広島に原爆が投下された時刻に合わせて鐘が鳴らされ、全員で黙とう。その後、原爆の悲惨さを訴えるプラカードやロウソクなどを持ちながら86丁目にあるセント・ポール&セント・アンドリュー教会まで平和行進が行われました。

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引き続き教会で行われた「平和祈念インターフェイス・コンサート」では仏教、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の聖職者が平和の祈りを捧げ、広島で9歳の時に被爆した小林康司さん(73)は原爆体験を語りました。コンサートには、60年代にベトナム反戦を訴えた人気フォークグループ、ピーター・ポール&マリーのメンバー、ピーター・ヤーロウさんや、ジャズピアニストの秋吉敏子さんらが登場。秋吉さんは夫でサックスプレーヤーのルー・タバキンさんと共に「ヒロシマそして終焉から」の最終楽章「ホープ」を演奏しました。コンサートは「ギブ・ミー・ア・チャンス(平和を我らに)」で始まり、最後に「イマジン」を合唱とジョン・レノンの曲が歌われ、ニューヨークらしい平和コンサートでした。

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※ ユニバーサル・ピース・デーは写真家のスー・ゼンさんが1984年に始めたもので今年が25周年。現在は、仏教会が94年より行っていた原爆法要と5年前より一緒となり、毎年8月5日に開催されています。

(Text & Photo: 武末幸繁)