2020 NY広島会&NYばってん会合同「リモート秋祭り」レポート

今夏で14度目となるはずだった「NY広島会&NYばってん会合同納涼会」がコロナ禍の
影響で開催できませんでしたが、「こんなときだからこそ旧交を温めたい」「元気が出
ることをしたい」という声に応えて、今回初めてビデオ会議アプリを使った「リモート
秋祭り」を企画し10月23日に実行致しました。
前例のないリモートイベント開催ということで、どれくらいの人たちが参加してくれる
のか不安ではありましたが、広島ゆかりの人たちや九州ゆかりの人たち合わせて50名の
方々が参加して、大いに盛り上がりました。
会の主旨は「九州・広島にゆかりのある参加者たちと楽しいひと時を過ごす」というこ
とでしたので、イベント自身には多くの内容を詰め込むことをせず、まずは、参加者全
員の30秒自己紹介を行いました。皆さん元気に近況報告され、コロナのお陰による生
活ぶりをそれぞれに披露していただきました。中には、家庭菜園でキュウリやトマト、
ナスなど作ってみて、その楽しさと収穫の喜びを知ったと言った話や、一方、家族と過
ごす時間が増えたのは良いが、いつまでこの自宅でのリモート仕事が続くのか不安であ
るなど、多少戸惑っているような話も飛び出した。
そして自己紹介コーナーの最後には、広島からシンガーソングライターの原田真二さん
がコンサート当日の朝にも関わらず出席されて、ニューヨークにいる方々へのご挨拶と
同時に世界平和を含めてご挨拶を頂きました。
その後、広島や九州に関する様々な問題を参加者全員が3択の中から選び自己採点する
「お国自慢クイズ大会」を行いました。このクイズ大会の成績優秀者には、$50チェ
ックや、ギフトカード、JBLワイヤレススピーカー、そして、長崎県の特産品詰め合わ
せの福袋(10名様向け:○味付けあご ○燻製きびなごのアヒージョ ○長崎五島手延べ
うどん ○スライスからすみ)などが賞品として送付される事になりました。
また、このお国自慢クイズ大会の途中で、嬉しいハプニングがありました。
NY総領事館の山野内大使(長崎:佐世保出身)が大統領選挙直前で大切な方との夕食会
合を中座されて、我々とのオンラインイベントに参加頂きました。「長崎弁ば使うとは
、久しぶりバイ!」と、自分も長崎県出身の仲間として、とても好意的に「暫くはまだ
外出自粛やソーシャルディスタンスは続くでしょうが、前向きに、でも、警戒は怠らず
、このコロナ禍を乗り越えましょう!」と、エールを頂きました。
クイズ大会が終わった後には、皆様の興奮が冷めやらぬ中、NY日系人会の事務局長(野
田美知代氏:大分)から、近年頻発している日本の台風被害によって、浸水などで被害
を受けた地区へのボランティア活動支援のための義援金募集の説明がなされました。
その後一次会はお開きとなり、5〜6名ずつがそれぞれの個室にてコミュニケーション
がとれる方式の二次会へと移行しました。
二次会では、個々人がそれぞれに思った質問を相手にぶつけ合うことができるスタイル
となったので、より深い話ができて、新しく知り合ったばかりの人と意気投合するよう
な場面もあり、参加された皆様には、新しい出会いの場としても役立つ「秋祭り」にな
ったようでした。
皆様のお元気そうな笑顔と、前向きなご意見を頂きつつ、楽しく過ごす事が出来たこと
で、不慣れなリモートイベントではございましたが、実行委員の皆さんも開催できた意
義を感じられたのではないかと思います。
最後に、急なご連絡にも関わらず、イベントへの協賛を間に合わせて頂けました長崎県
庁の職員の皆さま、そして、何度も事前にオンライン会議を開き、数多くのメールのや

り取りをしながら、開催の準備を進めていただいた実行委員の皆さまに、心より感謝申
し上げます。
*協賛:長崎県庁の水産加工・流通室、 物産ブランド推進課

<リモート秋祭り開催概要>
2020年10月23日(金曜日)
1)7:30pm-8:30pm(NY時間) 
 30秒自己紹介、お国自慢クイズ大会など
2)8:30pm-9:30pm(NY時間) 2次会
 小グループに分かれての2次会(希望者のみ)

◆多くの方々の参加状況の様子をスクリーンショットで撮っておりますが、パブリック
なHPでの掲載は控えさせて頂きます。参加された方で、個人的に写真が欲しい方は以下までご連絡下さい。
文責:木下信義(ニューヨークばってん会)
問合せ:email: battenkai@gmail.com

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